秀明自然農法の活動目的の１つは、多くの人に自然尊重の心の重要性を認識していただくことです。
自然の尊さを理解するには実際に田んぼや畑の土に触れることが不可欠になってきます。
生産者と消費者の共同作業によるMyたんぼの推進は、参加者の意識向上に大きく貢献する可能性を秘めています。
また、たくさんの方が水田に集うことで地域の方との交流が生まれ、自然尊重の心を広める絶好の機会にもなります。

《Myたんぼとは？》
Myたんぼとは、簡単にいえば消費者が生産者（農家）から一定面積の水田を借り受け、米作りに参加する仕組みです。
消費者が自ら土に触れ、少しでも食べるものを自分で育てることにより、自然尊重のライフスタイル、農のあるライフスタイルを、身をもって体験してもらうというものです。

《消費者の関わり方はいろいろ》
田植え、除草、収穫だけを行い、後は生産者に託す事例もあれば、籾播き、苗とりからはじめて、田植え、除草、水管理、収穫、乾燥まで、米作りのすべてに消費者が参加する事例もあります。
また、田植え１つとっても、機械植えもあれば、手植えをするところもあり、さまざまな形態のMyたんぼが全国にあります。